三人展
2011年12月05日
12/3・12/4はうるま市地域交流センターで三人展が開催されました。
今回の三人展は、住まいに関する「癒し」 を軸に展開されました。
三人の個性をだしつつ、”住まい”という共通性を持たせる事で、一つの空間がまとまりを帯びた素敵な空間になったと思います。
東浜強氏の竹炭ランプ
そこはまるで異空間でした。竹炭から出るマイナスイオン。はめ込まれた琉球ガラスから解き放つさまざまな色。
そして掘り込まれたデザインが繊細で女性的、ランプひとつひとつに想いが込められた「氣」。
訪れる人々を魅了していました。力強さと優しさを感じました。
平良朝正氏の赤瓦模型
入り口を入ると綺麗な朱色の赤瓦屋根が目を見張ります。
国指定重要文化財の家などが1/700縮小の模型で展示。それらはとても迫力がありました。
しかし中を覗き込むと・・・「なんという事でしょう~」その細やかさに驚かされます。
柱や梁の仏壇や畳の模様や台所の形状、所々まで綺麗に再現されていました。もちろん赤瓦屋根も。
残していくもの・いきたいもの。
平良様の想いが詰まった作品でした。
濱崎幸夫氏のパネル
彼の設計のテーマである地域・風土を大切に、光と風を取り入れる住宅、そして生まれる癒し。
その想いを写真と模型で展示しました。
伝統を守る保守と新しいものを取り込む発展。
反する二つを取り込み新しいカタチを作る。固まらず・流されず、縫い代をつねに持つ。それをゆっくりゆっくり縫っていく。
そんな空間が広がっていました。
八幡瓦工場さんから素敵な大きなお花をいただき、会場に華やかさをくれました
本当にありがとうございました
たくさんの差し入れもありがとうございました。
また、沖縄能力開発大学校の狩俣さん、本永さん、中村さん、奥本さん、吉田さん、(あとお一方いらしたそうですが。。。)
ご来場ありがとうございました。
(追伸:美里の家は仲宗根先生の住宅だそうですよ~。)
たくさんの方のご来場、誠にありがとうございました。
これからもこの素敵な縁で繋がっていきたいと思います